単位変換
メモリやディスク容量等を計る際に1GBを1000MBではなく1024MB(2進数)で計算する場合があります。
単位が上がるときに1000倍なのか1024倍なのかはシステムのbit計算による算出方法の違いによるものです。
容量1TBハードディスクを買ってきても、記録容量は1TBより少なくなっているのは、ドライブのファームウエア自体のデータ容量が差し引かれているだけではなく、もしかするとbit計算による影響もあるかもしれません。
AWSなどのクラウドサービスの契約時にディスク容量の設定で「500GiB」という表記が頻出します。
この500GiBは「ギビバイト」と読み、2進数で計算される値となります。よく耳にする「ギガ」ではなく「ギビ」です。
500GiBと500GB(500ギガバイト)とではバイトに戻した時には全く異なる容量の数値になりますのでお気を付けください。
1024倍の単位変換や、byteからbitへの変換はパッと計算し難いため、本サイトで簡単に変換するためのツールを設けました。
転送速度の単位
- ~MB/s(~MB/秒)、~GB/s(~GB/秒)
転送速度を示す単位。
日本語での読み方は 「ばいと ぱー せかんど」 です。
これは1秒(second)に転送できるバイト数です。
- ~bps(bits per second)
転送速度を示す単位。
回線の速度では~bpsと表記される場合が多いです。
例)USEN回線速度
バイトではなく、bit数による表記。
日本語での読み方は 「びー ぴー えす」または 「びっと ぱー せかんど」 です。
1秒間に(per second)で何bitで転送するかを表しています。
MB/sやGB/sに置き換えることもできます。
8bit=1バイトですから、8で割ればバイトに置き換えできます。
つまり100Mbpsなら、およそ12MB/sであることがわかります。
bitなら「b」、byteなら「B」で表記されることが多いです。
8bit(ビット)=1byte(バイト)=半角英数字1文字
bitとByteの違いは?
1バイト(Byte)= 8ビット(bit)と定義されます。
8bitがコンピュータの最小単位である1Byte(バイト)です。
1Byteは半角英数字1字のデータ量です。
例えばアルファベットの「A」は1バイトで、8bitで表現されます。
「A」は01000001、「B」は01000010、「C」は01000011、 という8桁からなる組み合わせです。
ちなみに日本語の全角文字では種類が多くなるため2バイトです。※全角のフォント幅が半角のフォント幅の2倍だから2バイトという意味ではありません。
最小単位が1バイトですが、1000倍ごとにK、M、G、Tと接頭辞が付きます。
- 1000Byte(バイト)=1KB(キロ・バイト)
- 1000KB=1MB(メガ・バイト)
- 1000MB=1GB(ギガ・バイト)
- 1000GB=1TB(テラ・バイト)
Tera(テラ)の先は、Peta(ペタ)、Exa(エクサ)、Zetta(ゼタ)、Yotta(ヨタ)です。